アダアフィのサイトの作り方|サーバー・ドメイン・WordPressか静的サイトか
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アダアフィのサイトは、アダルトサイトを置けると規約に書いているサーバーを借り、アダルトでの使用を断っていない会社でドメインを取ってから作り始めます。WordPressか静的サイトかは、記事を管理画面で書くか手元のファイルで書くかで決め、18歳未満の閲覧禁止とPRの表示を入れて公開します。
どの段でも、借りたあとで規約に引っかかるのがいちばんつまずきやすい所です。あとから変えにくいサーバーとドメインから順に、申し込む前に各社の規約を読んでおくのが近道になります。
2026年10月28日に、記事担当のわたし、伊緒が、サーバー4社・ドメインの会社4社・WordPressの国内の人気テーマ4つの規約と、JPRS(.jpドメインの管理団体)とGoogleの公式の説明を読み直して、作る順に並べました。このサイトが実際にどう作られているかも、例として載せています。

サーバーは、アダルトサイトを置けると書いている会社にする
サーバーは、アダルトサイトを置けると、規約やよくある質問にはっきり書いている会社から選びます。 10月28日に読み直した4社の答えは、サーバーの記事のために10月17日に確かめたときと変わっていませんでした。
| サーバー | アダルトサイト | 公式の書き方 |
|---|---|---|
| シン・レンタルサーバー | 置ける | よくある質問で「はい、可能です」 |
| mixhost | 置ける | 4つのプランすべてで〇 |
| カラフルボックス | アダルト対応サーバーなら置ける | 18歳以上の年齢認証が条件 |
| エックスサーバー | 置けない | ポルノサイトとそのリンクを禁止 |
置けるサーバーでも、無修正の画像や児童ポルノのような、法令や公序良俗に反する内容は禁止です。カラフルボックスは、運営できないものに「年齢認証を設けない成人向けコンテンツ」を挙げています。このサーバーを選ぶなら、入口で18歳以上かを確かめる画面のような年齢認証を設ける必要があります。
このサイトが置いているのは、シン・レンタルサーバーです。ほかの5社(さくら・ConoHa WINGなど)を含む9社の規約の比べ方と、料金の目安は、こちらの記事で書いています。
ドメインは、規約と「登録者の情報の出方」で選ぶ
ドメインは、サーバーとは別に、ドメインの登録の会社の規約を読んで選びます。サーバーがアダルトを認めていても、同じ会社のドメインのサービスが、わいせつな情報の掲載を禁止していることがあります。 シン・レンタルサーバーを運営するエックスサーバー株式会社のXServerドメインがそうで、サーバーとドメインを同じ会社でそろえれば安心、とは言えません。
| ドメインの会社 | 規約の書き方 | 登録者の情報の代理公開 |
|---|---|---|
| ムームードメイン | アダルト・わいせつを禁じる条項は無い | 無料 |
| お名前.com | 公序良俗に反する使用・未成年に有害な情報で停止できる | 新規と同時なら無料 |
| XServerドメイン | わいせつな表現・裸体の画像の掲載を禁止 | 無料 |
| バリュードメイン | わいせつな画像・映像の表示を禁止 | 無料 |
ムームードメインの規約には「わいせつ」「アダルト」の言葉が無く、「公序良俗」も、載せる中身を禁じる条項としては見当たりませんでした。それでも、第11条には会社が不適切と判断したときに止められる決まりがあります。お名前.comは「アダルト」と名指しはしていないものの、第19条で、公序良俗に反する使い方や、未成年者にとって有害な情報の掲載があれば、登録を取り消せるとしています。作品の紹介のサイトがどこまで禁止に当たるかは各社の判断なので、申し込む前に、自分のサイトの中身で規約を読み直してください。
本名と住所は、代理公開で出さない
ドメインを取ると、登録者の情報がWhois(ドメインの持ち主を調べられる仕組み)で公開されます。多くの会社に、登録の会社の名前と連絡先を代わりに出す「代理公開」があるので、個人で取るなら申し込んでおきます。お名前.comは、新しく登録するときに一緒に申し込めば無料で、あとから付けると1ドメイン年1,078円(税込)かかります。
日本の.jpドメインは、少し事情が違います。JPRSの説明では、汎用の.jpでも登録者の名前は公開され、連絡窓口の名前・メール・電話も出ます。連絡窓口の情報は、エックスサーバーのようにドメインの会社が代わりに出せる場合があり、登録者の名前は、JPRSの「非表示設定」で隠せます。ただし非表示設定は、情報開示の請求があれば、請求した人に登録者の名前が開示されます。名前を出したくない個人なら、.comや.netのように代理公開がそのまま効くドメインのほうが扱いやすいと思います。
ドメインの名前そのものに、狙うキーワードを入れるかどうかは、サイトの名前の話とは別です。名前の付け方は、こちらの記事で書いています。
WordPressか静的サイトかは、記事を書く場所で決める
WordPressにするか静的サイトにするかは、記事をどこで書きたいかで決めると迷いにくくなります。ブラウザの管理画面で書きたいならWordPress、手元のファイルに書いて、見た目もコードで組みたいなら静的サイトです。


WordPressで作るなら、テーマの規約を読む
WordPressそのものは、GPLという決まりで配られていて、公式のページにも、プログラムを「どんな目的にも使える自由」が挙げられています。気をつけたいのは、買って使うテーマの規約のほうです。国内でよく使われる4つのテーマの規約を読むと、アダルトのサイトを名指しで禁止しているものはありませんでした。
| テーマ | アダルトの扱い | 規約の書き方 |
|---|---|---|
| SWELL | 名指しの禁止なし | 「どのようなジャンルのサイトでも利用できます」 |
| AFFINGER | 名指しの禁止なし | 法令違反・公序良俗に反する行為を禁止 |
| SANGO | 名指しの禁止なし | アダルトの記述は無い |
| JIN:R | 名指しの禁止なし | アダルトの記述は無い |
ジャンルを問わないと言い切っているのは、4つのうちSWELLだけです。AFFINGERは、公序良俗に反する行為を禁止事項に入れているので、作品の紹介の仕方によっては、これに当たると判断されるおそれがあります。どのテーマを選んでも、無修正の画像のように法令に反するものは載せられない点は同じです。
WordPressには、テーマとは別に、年齢確認の画面やアフィリエイトのリンクの管理を足すプラグインがあります。選ぶときは、次の2つを見ておきます。
- 年齢確認のプラグイン:Googleのクローラーには確認の画面を出さずに通す設定があるか(理由は公開前のチェックの章で書いています)
- どのプラグインも:最近まで更新が続いているか、今のWordPressのバージョンで動くと書かれているか
入れたものは、本体と一緒に更新を続ける必要があるので、数は必要なものだけに絞るのがおすすめです。
静的サイトで作るなら:このサイトの組み立て
このサイトは、Astroという静的サイトを作るツールで組んでいます。記事は手元のファイルに書き、ビルド(全ページをHTMLに書き出す作業)をすると、できたファイルがdistというフォルダに並びます。それをシン・レンタルサーバーに送れば、公開です。
| 段 | このサイトでやっていること |
|---|---|
| 書く | 記事を1本ずつMarkdownのファイルに書く |
| 書き出す | Astroで全ページをHTMLに書き出す |
| 送る | GitHubに送ると、GitHub Actionsが書き出してサーバーへ送る |
| 動かす所 | APIのツールの部分だけ、サーバーでPHPを動かす |
静的サイトのよいところは、記事のページはサーバーでHTMLを配るだけなので、WordPressのように本体やプラグインの更新を追いかけなくて済むことです。 そのぶん、見た目や記事の一覧の仕組みは、自分で組む必要があります。
今は、仕組みのコードを1行ずつ自分で打たなくても、AIに頼めば組んでもらえます。このサイトの仕組みもAIの手を借りて組んでいて、試したい人は、たとえば次のような依頼文をAIに渡すところから始められます。
AIに渡す依頼文の例
Astroで、アダルトアフィリエイトのブログを作りたいです。記事はMarkdownのファイルで書き、記事の一覧・タグの一覧・サイトマップが自動でできるようにしてください。すべてのページの上に「PR / 18歳未満閲覧禁止」の表示を出し、headには、成人向けのページであることを示すmetaタグを入れます。できあがったら、書き出したファイルをレンタルサーバーに置く手順も教えてください。
このサイトが記事の中で使っているAPIのツールの仕組みは、DMMの商品検索APIの記事で、PHPのコードと一緒に書いています。
公開前に、年齢とPRの表示・連絡先・サイトマップを入れる
公開する前に入れておきたいのは、18歳未満の閲覧禁止の表示(サーバーによっては年齢認証)、広告であることの表示、運営者の連絡先、Search Consoleへのサイトマップの送信の4つです。成人向けのmetaタグも、年齢の表示と一緒に入れておきます。
| 入れるもの | なぜ要るか |
|---|---|
| 18歳未満の閲覧禁止の表示 | サーバーによっては年齢認証が条件 |
| 成人向けのmetaタグ | Googleのセーフサーチに正しく分けてもらう |
| PR(広告)の表示 | ステルスマーケティングと見られないため |
| 運営者の連絡先 | 読者や作品の権利を持つ会社からの連絡を受けるため |
| サイトマップの送信 | 新しい記事をGoogleに早く知らせる |
年齢の表示を求める決まりは、DMMアフィリエイトの参加規約にはありませんでした。それでも、サーバーの規約では、カラフルボックスのように年齢認証が条件になることがあります。カラフルボックスなら、入口で18歳以上かを確かめる画面を設けます。このサイトはシン・レンタルサーバーに置いているので、すべてのページのいちばん上に「PR / 18歳未満閲覧禁止」の1行を出し、免責事項のページにも年齢制限の項目を置く形にしました。
Googleは、成人向けのページに<meta name="rating" content="adult">を入れるよう案内していて、このサイトのすべてのページにも入っています。年齢確認の画面を出すときは、Googleのクローラー(ページを読みに来るロボット)が通り抜けられるようにしておきます。露骨でないページまで確認の画面で隠れていると、サイト全体が露骨なサイトと判断されるおそれがある、と書かれているためです。
広告の表示は、2023年10月1日から、広告なのに広告と分からない宣伝(ステルスマーケティング)が景品表示法の違反になったことと関係します。規制されるのは広告を出す事業者ですが、頼まれて書いた紹介は事業者の広告として扱われるので、アフィリエイトのサイトでも「PR」と分かるようにしておきます。
運営者の連絡先は、読者からの間違いの指摘や、作品の権利を持つ会社からの連絡を受ける窓口です。メールのフォームを置かなくても、問い合わせ先を1つ決めて書いておけば足ります。このサイトは、プライバシーポリシーのページに、運営者のXのダイレクトメッセージを問い合わせ先として書いています。
サイトマップは、Search Consoleで自分のサイトのオーナーとして認められたあと、「サイトマップ」のレポートにサイトマップのURLを入れて送ります。Astroなら、公式の追加機能(@astrojs/sitemap)を入れると、書き出すときに自動で作れます。ASPに登録して審査に申し込むのは、サイトができて記事が何本かそろってからです。
公開したあと、アクセスが大きく動いた例
サイトを公開したあとは、Googleのアップデートでアクセスが大きく動くことがあります。アダアフィの収益を公表しているSAC noteさんは、2025年3月の報告で、記事数の多い構成の1サイトのアクセスが、Googleのコアアップデートの時期に約30%下がったと書き、アップデートの影響かどうかは分からない、とも添えています。SEOアダアフィ研究会さんの2025年12月の報告では、月約90万円の報酬があったサイト群が手動のペナルティを受け、アップデートのあと、アクセスが最終的に約65%減ったそうです。どちらも本人の公表で、SEOアダアフィ研究会さんの報告には自分が売っている商品の宣伝も含まれます。
2つの例の原因は、どちらの報告でも言い切られていません。ただ、Googleのスパムポリシー(2026年8月28日更新)は、順位を上げるために大量のページを作ることを「大量生成されたコンテンツの不正使用」、売り手の説明を写しただけで独自の価値の無いページを「内容の薄いアフィリエイト」として挙げています。APIで作品のページを大量に作れる仕組みほど、1ページごとに何を足すかを先に決めておくのが大切です。
よくある質問
サーバーとドメインは、同じ会社でそろえたほうがいいですか?
設定の手間は減りますが、規約は別々なので、ドメインの規約も読んでください。シン・レンタルサーバーはアダルトサイトを認めている一方、同じ会社のXServerドメインは、わいせつな表現の掲載を禁止しています。
無料のブログサービスでは始められませんか?
規約でアダルトを断っているブログサービスでは、記事やアカウントが消されることがあるので、使う前に規約を読んでください。サイトをすぐ用意できないなら、Xのアカウントから始める手もあり、DMMアフィリエイトはXのアカウントをサイトとして申請するのを認めています。
WordPressと静的サイト、あとから乗り換えられますか?
乗り換えはできますが、記事のURLが変わると、それまでの検索の評価を引き継ぐための転送の設定が要ります。このサイトも、自作のPHPのサイトから今の形に移したとき、旧いURLから新しい記事へ転送する設定を入れています。迷うなら、記事を書き続けやすい方を最初に選んでください。



